ほめる達人
褒める力を試す「ほめ達(ほめる達人)」検定試験が、今月大阪でスタートした。
試験の内容は、短所を長所に言い換えたり、身近な人や物の価値を見つけて
書き出す問題。。。
たとえば、「空気が読めない」という短所なら、「自分の意見を持っている」という
長所に言い換える。
この検定を始めた、ある覆面調査会社代表は、動機を次のように語っている。
飲食店などの接客態度の良し悪しを調べ、欠点や短所を指摘しても、なかなか
改善は進まない。
「叱ってばかりでは、従業員もやる気が起きない」。。。
そう気づいて、方針転換。
ほめる所を探すことに切り替えた。
すると、従業員の働く意欲がみるみる高まり、業績も軒並み向上したと言う。
確かに、叱られると落ち込んでやる気も失せるが、ほめられると勇気が湧いて、
明るい心になるものだ。
自信もついてやる気になるから、ほめることは、能力を伸ばす大事な要素なの
だろう。
ある所に、周囲の意見や注意に少しも耳を貸さず、自分の意見こそ正しい、と
我を押し通す人がいた。
どんなにそれがマイナスか、周囲が言えば言うほど、頑なに全く聞こうとしない。
その頑固さに、ほとほと困り果てた回りの人達は、なんとかその人を正そうと、
上司の元に連れていった。
直接、叱ってもらえたら、少しはこたえて直るだろう。。。
その上司は、「我が強い」短所を持つその人に、こう諭されたと言う。
「君は、決断力があり過ぎる」。。。。
その一言で、ガラッとその人の態度が変わったと言うから、褒め言葉の力は恐るべし。
裏を返せば、それだけ自惚れ心が強いということだろう。
褒められてやる気を起こす「功」もあれば、自惚れて有頂天から転落の憂き目にあう
「罪」もある。
ほめる達人は、それを熟知した上でバランスよく使い分け、長所を最大限に引き出せる
人に違いない。
教えを聞かせて頂くほど、あきれるほど厄介で恐ろしいものが「慢」とつくづく知らされる☆





